栄養に関する様式例をまとめてみました。
令和6年3月に厚生労働省より介護報酬改定に関する資料が提示されました。
その中から栄養に関する様式例を下記にまとめました。
リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組
4-1-1.栄養・摂食嚥下スクリーニング・アセスメント・モニタリング(施設) (様式例)
4-3-1.栄養・摂食嚥下スクリーニング・アセスメント・モニタリング(通所・居宅)
過去の資料と変更点は?
〇「リハビリ、栄養、口腔の一体的様式」は大幅に変更された。
〇新設の加算「退所時栄養連携加算」は「栄養情報提供書」の様式例が提示された。
〇栄養ケアマネジメントに必要な「栄養・摂食嚥下スクリーニング・アセスメント・モニタリング」様式が一部変更された。
・「GLIM基準による評価」の項目が追加された。
・血清アルブミン値の項目が削除された。
(低栄養状態のリスクの判断基準の項目は削除されていない。)
【ここだけ見れば大丈夫!介護報酬改定2024(令和6年度)】管理栄養士がかかわることをまとめてみました!【リハ、口腔、栄養】
GLIM基準とは?
栄養・摂食嚥下スクリーニング・アセスメント・モニタリング様式例に「GLIM基準による評価」が追加されています。
●GLIM(Global Leadership Initiative on Malnutrition)による低栄養診断基準
2018年に公開された,世界初の低栄養診断国際基準。
欧州・米国・アジア・南米の4学会が策定に参画した。
低栄養スクリーニングによるリスク判定と表現型(phenotypic criteria),原因(etiologic criteria)の評価により低栄養を判定する。